2012年11月22日

ヴェネツィア市民のためのお祭り



こんにちはexclamationスタッフMです。皆さん、お元気ですか?私はまだまだヴェネツィアにおります。幸い、ここのところはずっと晴天です…晴れ





フェニーチェ歌劇場「オテロ」公演の初日が開いた後も、ここヴェネツィアでは取材などの仕事が続いております。





今日は主演歌手の皆さんにインタビューと写真撮影をお願いした時のショットをいくつかお届けいたします。






s-IMG_1537.jpg
リア・クロチェットさん。堂々とした舞台姿と美声ですでにプリマドンナの貫禄を備えていますが、素顔のクロチェットさんは笑顔がとても可愛らしいうら若き女性リボンでした。












s-IMG_1556.jpg
ルーチョ・ガッロ氏。女性カメラマンのリクエストに応えてイタリア男らしい(?)ポーズをとってくれました。やはり決まっていますハートたち(複数ハート)













クンデ氏撮影
グレゴリー・クンデ氏。知的で優しそうな雰囲気が本当に素敵でしたぴかぴか(新しい)










そして昨日11月21日はヴェネツィア市の祭日でした。マドンナ・デッラ・サルーテ祭といって、17世紀にペスト終焉を祈願して建てられたサルーテ教会にヴェネツィア市民がお参りする日だそうです。












サルーテ教会の橋
数日前から架けられた特設の橋です。















サルーテ教会入り口


参詣の人ごみは凄かったです。家族の無病息災を祈るお祭りのようで、家族の人数だけと思われる数本の蝋燭を買って教会に向かう家族連れで大変にぎわっていました。私もフェニーチェ歌劇場の引越公演が無事に終わるように蝋燭を1本あげてきました。









昨日は祝日という事でフェニーチェ歌劇場の公演はお休みでしたが、ヴェネツィア市民なら誰でも無料でオーディオ・ガイドつきでフェニーチェ歌劇場内部が見学可能だったそうです。普段はオペラるんるんに縁のない人々に劇場を見てもらえる良いアイディアだと思いましたexclamation




s-IMG_1566.jpg




本日はこれで失礼いたします。まだあと少しだけ、ヴェネツィア便りは続く予定です。どうぞよろしくお願いいたしますexclamation




posted by フェニーチェ2013 at 09:36| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月17日

「オテロ」初日、大勝利の夕べ



スタッフMでございます…実は朝起きたら喉がとても痛いんですふらふら


風邪をひいたのかと思ったのですが、よく考えたら違いました。昨晩、叫びすぎたのが原因のようですたらーっ(汗)






フェニーチェ歌劇場でついに初日を迎えた「オテロ」公演、大、大、大成功でした。きらびやかな初日のお客さん達はスタンディングオベーションとなり、拍手も長く続きました。私も感激のあまり、イタリア人のお客さん達と一緒になって「ブラヴォー」exclamation×2を叫び続けていたため、このようなことに。







会場の様子をお伝えしたいと思います。19時開演に向けて入場してくる方々は、ラフな格好の人が多かった公開ゲネプロとは違いとてもきらびやかでした。女性はロングドレス、男性はブラックタイの人がたくさんいました。このブログを書くために歌劇場から撮影許可を頂きましたのでいくつか掲載します。写真が下手で申し訳ありませんが…あせあせ(飛び散る汗)会場内はテレビ・カメラ、報道カメラマンなどがたくさんいました。








ロビーその2





s-IMG_1391.jpg





会場にはインタビューを受けるフランチェスコ・ミケーリ氏の姿も。



フランチェスコ・ミケーリ氏




歌劇場総裁クリスティアーノ・キアロット氏もロビーにいらっしゃいました。


総裁キアロット氏










こちらはフェニーチェ歌劇場の華麗なる客席です…



s-IMG_1404.jpg







そして開演の時間です。マエストロが指揮台につき拍手がおさまるとまずイタリア国歌が演奏されました。軍隊調のイタリア国歌もマエストロ・チョンの棒にかかるとなにやら非常に美しい音楽に聴こえます。イタリア人の観客はほとんど全員が起立して、一緒に歌っている方も多かったです。私もマエストロの棒で歌える機会は今後ないと思ったので小声でハミングるんるんいたしました。







「オテロ」が始まりました。私の席からは舞台はほとんど見えませんでしたが、オケ・ピットの真上だったので楽員達とマエストロがよく見えます。ゲネプロまでは指揮台におかれた楽譜は開かれていましたが今宵マエストロのスコアは閉じられたままでした。全身を驚くほど使っての指揮、その動きと一緒に強烈なサウンドが響いてきます。




そして「Esultate喜べ!」。我らのグレゴリー・クンデぴかぴか(新しい)が登場です。暗い舞台にスポットライトで照らされ舞台の奥から運ばれてくる将軍オテロの輝かしい第一声が舞台に響き渡りました。



ルーチョ・ガッロさんのヤーゴ、とても格好よかったです揺れるハート。歌と演技でヤーゴの悪を表現していました。リア・クロチェットさんのデズデーモナも鮮烈な声黒ハート。そして演出の意図で少し現代的なデズデーモナ像のようでしたが彼女の演技もそれに合っていました。それからカッシオ役のフランチェスコ・マルシーリアさんもとても美声でした。







オテロ第一幕その1.jpg
「オテロ」第一幕
Photo: Michele Crosera


舞台は西洋占星術の星座を描いた紗幕とパネルが支配する幻想的な美しいもの。仮面、ヴェネツィア船、そしてサン・マルコの獅子を描いたヴェネツィア共和国の旗などが効果的に使われていました。









あっという間に第一部(第一幕と第二幕を続けて上演)が終わり休憩時間です。お客さん達はシャンパンを飲んでいる人が多かったです。ドレス姿によく合うのですね。私は、もし眠くなったら大変だと思い頂けませんでしたが…







こちらはフェニーチェ友の会会長のバルバラ・ディ・ヴァルマラーナさんです。友の会はフェニーチェ歌劇場のオペラ上演に関するレクチャーを主催したり、歌劇場に関する出版に関わったり重要な役割を果たしているそうです。


s-IMG_1414.jpg











第二部が始まりました。合唱団が活躍する第三幕、そしてオテロがデズデーモナを殺害する再終幕はイングリッシュ・ホルンの大変美しいメロディーが印象的でした。



s-Otello2.jpg
「オテロ」第三幕
Photo: Michele Crosera









信じられないような素晴らしい「オテロ」の音楽が終わると会場は一瞬シーンと鎮まりかえりました。まるで誰もが「オテロ」の世界からすぐには帰ってこられないかのようでした。そして拍手が始まりだんだん熱狂的になり、ブラヴォー、ブラヴィーの声が飛び交い始めます。拍手はずいぶん長い間続き、アーティスト達は一人一人登場、そして皆一緒に何度も何度もカーテンコールに応えていました。第二幕に登場する児童合唱団の皆さんもとても可愛らしかったです。





ちなみに初日のチケットのお値段は一番良いお席で500ユーロでしたexclamationシーズン開幕の初日だけがこのお値段です。現在のレートでも5万円を超えていますからかなりお値段が高いですね。会場は満席でしたが…




そして公演終了後は2階ロビーで着席式のレセプションがありました。どきどきして待っているとかなり早くマエストロ・チョンが登場exclamation×2あまり感激していたので勇気を持って突進し「マエストロexclamation素晴らしかったですexclamation×2」とお声をかけたところ、「みんな良くやっていただろう?」と、とても満足そうにおっしゃっていました。笑顔がまぶしかったです…


マエストロ・チョン
マエストロ・チョン・ミョンフン。深い信頼関係で結ばれているというフェニーチェ歌劇場芸術監督フォルトゥナート・オルトンビーナ氏と。















かなり遅くなってスター達も登場、拍手で迎えられました。私たちが会場を後にした後でも宴はまだまだ続いていたようです。ヴェネツィアの熱い夜はこうして更けていきました…






s-IMG_1474.jpg
リア・クロチェットさん。若いけれどしっかりしたアーティストという印象でした。




ルーチョ・ガッロさん
ルーチョ・ガッロ氏。目の覚めるような美女とご一緒でした。






グレゴリー・クンデさん
グレゴリー・クンデ氏。今夜の圧倒的主役でした…






















posted by フェニーチェ2013 at 16:56| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月15日

「トリスタンとイゾルデ」公開ゲネプロ



おはようございます。今日もまた登場のスタッフMでございますわーい(嬉しい顔)







昨晩、フェニーチェ歌劇場ではワーグナー「トリスタンとイゾルデ」の公開ゲネプロが行われましたるんるん









こちらはフェニーチェ歌劇場のサイトに掲載されている公演写真です。





Tristan.jpg
Photo:Michele Crosera



ご覧のように力強い造形の舞台です。演出はポール・カラン、主役はイアン・ストーレイ(トリスタン)、ブリギッテ・ピンター(イゾルデ)、アッティラ・ジュン(マルケ王)他の皆様。









指揮はマエストロ・チョン・ミョンフンです。

あれexclamation&question昨日確か「オテロ」の公開ゲネプロでした。その翌日に今度は「トリスタンとイゾルデ」exclamation×2










M.o Chung.jpg
Photo: Michele Crosera






M.o Chung3.jpg
Photo: Michele Crosera







そうなのですexclamation×2今年のフェニーチェ歌劇場シーズン・オープニングの大きな特徴は、ヴェルディ・イヤー、ワーグナー・イヤーの両方を同時に祝う年、ということで、(おそらく)どちらか一人を選ぶなんてとても出来ないあせあせ(飛び散る汗)ということで、両方の演目を同時期に上演してしまう事になったのです。しかも、両方とも同じマエストロでexclamation×2










昨日の「オテロ」と同じオーケストラとは思えないワーグナー・サウンドを(休憩を入れて)たっぷり5時間。艶のある、びっくりするような宇宙的な広がりを持った演奏でした。指揮をするマエストロはしなやかな豹のような姿。若さが漲っています。いったいどのような体力をしていらっしゃるのか…本当に、本当に感嘆いたしました。私、実はこれまでワーグナーはあまり大好きな作曲家ではないかも、などと思っていたのですが、マエストロのパッションを見習って、これからはヴェルディとワーグナーの両方を大好きになる事にいたしますハートたち(複数ハート)











そういえば、本日はヴェルディとワーグナーを語るレクチャーが昼間、フェニーチェ歌劇場ロビーで開かれていたのです。ヴェネツィアのカ・フォスカリ大学と、ベネデット・マルチェッロ音楽院の学生さんを対象にした「ヴェルディそして/もしくはワーグナー」というレクチャーでした。






写真.JPG





ヴェネツィアはヴェルディがフェニーチェ歌劇場で5作もの初演るんるんをした都市であり、「オテロ」もヴェネツィア共和国の人々を主人公にした作品です。一方、ワーグナーはヴェネツィア滞在中に「トリスタンとイゾルデ」の第2幕ぴかぴか(新しい)を書き、そして彼が亡くなったのもこの土地でした。両方の作曲家を大切にするフェニーチェ歌劇場ならではのシーズン・オープニング。11月16日にまず「オテロ」が幕開けし、その翌々日の18日は「トリスタンとイゾルデ」の初日です。





さあ、いよいよあと二日で「オテロ』初日です。どのような華やかな夕べになるのか…またがんばってご報告いたしますexclamation×2












posted by フェニーチェ2013 at 07:27| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。